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えー、ごほんッ。
まいどはや。
富山の新鮮な情報を発信するサイト、
"kitokito"のMarcyでございます。
え?今日は何でそんな落ち着いているかって?
何を言っているんですか、私はいつだってダンディーでセクシーで落ち着いてるイケメン紳士ですよ。
ただね、今日はちょっと一味違ったお店を紹介させていただこうと思いましてね。
その名も"串揚げ 勝 -katsu-"
市内電車の線路沿い、中町の電停のすぐそばにございます、赤いのれんが目印のこちらのお店。
その名の通り串揚げのお店であります。
うんうん。
目に入りやすいと思うんだけど、意外とみなさん行ったことないって言うんですよね。
Marcyのまわりだけかな、「なんかあるのは何となく知ってるけど、行ったことはない」という人がすごく多い。
というか連れて行った人みんなそう言うんですよね。
ふっしぎ〜。
まあ今そんなことはどうでもよろしい。
早速のれんをくぐって、"串揚げ 勝"行ってまいりますよー!
勢いよくガラス扉を開くと、すぐ左手に引き戸がございます。ここがお店の入り口。
「いらっしゃいませ」
落ち着いた声色で、優しそうなマスターが出迎えてくださりました。
見れば右手にずらりと並ぶクラシカルなカウンター。
店内は照明の明度をやや落とした、シックな雰囲気に溢れております。
もちろんMarcyもお店に合わせ、上質なタキシードにシックな蝶ネクタイ。
ゴッドファーザーのロバートデニーロのような表情を頑なに保ち、華麗に着席。
カウンターの他にも4人掛けのテーブル席がひとつ、二階に登れば大人数が集まれる大きなテーブル席がございますが、おすすめはやはりこちらのカウンター席。
着席後すぐに温かいおしぼりをくださいます。
「当店メニューはお任せとなっております。アレルギーなどはこざいますか?」
「ありません」
「では、よろしいところでお止めください」
「イエス、マイファザー」
予約をしていたのでカウンターの準備は万端。
目の前のお盆の上に並ぶのは、串揚げをいただく際のタレやソースたちであります。
右手にあるのはお通しの"野菜スティック"をいただくた為の特製味噌。
※お通しの野菜スティックの写真を撮り忘れたことに、ロバートデニーロの顔でキュウリをかじってから気づきました。
ダンディーに申し訳ありません。
(一応写真撮ってみたけど、さすがにアラサーのかじったキュウリの写真見たくないよね?)
「左から割醤油、ゴマだれ、お塩、ソースとなっております」
手のひらで順に示しながら、店主さんが丁寧に説明してくださいます。
次いでドリンクの注文を済ませたところでちょうど最初の串揚げが登場。
「牛ヒレとエビのしそ巻きでございます。牛ヒレはお塩で、エビはソースをおすすめしておりますが、お好みでお召し上がりください」
ふむふむ。やはりとても丁寧なお店。
こうして2本ずつ、毎度おすすめの食べ方を教えながら提供してくださります。
では、早速牛ヒレから。
< サクッ
ん〜、熱々。
揚げたての串のこれまた美味なこと。
具材の味を邪魔をしないよう、程よい薄さでまとわれた香ばしい衣をサクッとかじれば、ジューシーな牛ヒレの肉汁が溢れ、これでもかと舌を喜ばせてくれます。
エビもプリップリで、噛むほどにしその香りとほぐれていく身が爽やかにマッチしていく、ひとくちで大満足の一品。
ちなみにこの2本はどの季節に行っても最初に出ててくる"串揚げ 勝-katsu-"定番のメニューでございます。
一口サイズがまた良い。
やはり相変わらずのおいしさ。
え?写真で見ないとわからないって?
はっはっは、そうですよね。
Marcyもそう思います。
そうなんですがね。…まあもう察してる方も多いと思いますが、
また撮り忘れたんです。
※一応その後写真撮ってみたんだけど、さすがにアラサーがかじった牛ヒレの写真見たくないよね?
本当に申し訳ございません。
いや、本当。素敵なお店を紹介させていただいているというのに何たる失態。
反省いたします。ロバートデニーロの顔やめます。
気を取り直して、牛ヒレとエビのしそ巻きの次のメニューから、順にのせていきましょう!
▽金柑の肉詰め、里芋と真鱈の串
▽うずらの卵
▽アスパラガス
▽カキ、若鶏
▽ナスとつくねの串、キス
今回はここでストップ。この写真以外にも本当に沢山のメニューがございます。
そしてとっくにお気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、あえて言います。
おわかりいただけただろうか。(低音)
そうなんです。
こちらのお店、串揚げの注文メニューが無いのです(開店当初の頃は存在したのですが、現在はお任せコースと、デザート串のみ注文できます)。
つまりこちらから注文することなく、全て店主のお任せで串揚げが提供されるということ。
野菜から、魚介、上質なお肉まで、旬の素材が全て串揚げになって出てくるのです。
どれを食べても美味しいのはもちろんのこと、提供される一品一品が、口に含むには丁度よい大きさで食べやすく、4種類の調味料で美味しく上品にいただくことができます。
また素材によって衣の厚みも絶妙に変わっており、串を提供されるタイミングもよく見ておられるなと思いました。
最初に伝えておけば、お客様の嫌いなものやアレルギーもちゃんと考慮してくださいます。
活気に溢れ、がっつりとかぶりつける串揚げも良いのですが、こうして落ち着いたカウンターでいただくこだわりの串揚げもまた、違った良さがあるのではないでしょうか。
ちなみにドリンクメニューには、ビールや日本酒、焼酎はもちろんのこと、ワインなどもございます。
東京は赤坂、そちらでお店を営んでおられた店主さんが、富山に帰ってきて開業された素敵なお店。
上品に、かつ、お腹も満たされる。
落ち着いた空間で、存分に舌を喜ばせてくれる串揚げがあなたを待っていますよ。
ぜひ一度足を運んでみては。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
See you next time !
"KINODOKUNA ":)