this is TOYAMA entertainment website . "we are kitokito"

【富山のカフェ】富山の喫茶店を語るなら外せない。最古の純喫茶"ツタヤ"

ここは富山市西町交差点、南東の一角に佇む名店。

"純喫茶ツタヤ"


身も心も余すことなく紳士であるこの私、純喫茶ツタヤをようやく記事にすることができて嬉しく思います。

まあご紹介させていただくまでもなく、とても有名なお店なのですけどね。


というのも、ここは富山で一番最初にできた喫茶店と言われているからなのです。一説によると、現存する日本最古の喫茶店とも。

"ツタヤ"という店名の由来は、当時建物の壁に多くの"蔦(ツタ)"が生えていたからだったそうな。

その開業はなんと、1923年(大正12年)。

1945年の富山大空襲で一度は消失したものの、戦後再建を果たし、今なお"純喫茶ツタヤ"の名でコーヒーを提供し続けておられるのです。




そんな"純喫茶ツタヤ"。2017年の3月に2度目のリニューアルオープンとして店内の様相も一新し、メニューも一部新しくなったとのこと。

今回やっと私、足を運んで参りました。



外観はオープンなガラス張りで、テラス席もございます。

入り口は意外にも触れれば開く自動扉。

一歩踏み入れば店内はシックでモダンな家具で統一されていて、洗練された印象を受けます。


入店してすぐ目に入るカウンターの方から、「いらっしゃいませ」と女性スタッフが落ち着いた声色で迎えてくださいました。

店内では、奥の小さなテーブル席にひと組のカップルが、中央のテーブル席にはマダム達が、それぞれ会話に花を咲かせて、静かながら程よい賑わいを醸しております。

私は交差点に臨む、一面ガラス張りの窓際の席へ。


コーヒーのメニューはこちら、


*オリジナルブレンド

・ツタヤブレンド

・kokichiブレンド

・Fumikoブレンド


*ストレート

・モイ イルガチェフェ

・マンデリン


一部のコーヒーは開発者のお名前がそのまま名前になっているそう(挽き売りやテイクアウトの注文もできるそうです)。

その他にもバナナジュースやミルクセーキなど、喫茶店らしいソフトドリンクがいくつか。


リニューアルして一新されたフードメニューの中には"ツタヤライス(豚肉を使ったハヤシライスで、かつてのメニューのオマージュだそう)"なるものもあり、とても充実しております。

私は定番のツタヤブレンドと、昼食後ということもあり、せっかくなのでワッフルをいただくことに。





ワッフルは一番注文の多いというメープルソース。

※今回はMarcyフレンドと一緒だったので、本来2枚あるワッフルをふた皿に分けてくださいました。


コーヒーは酸味の主張よりも、苦味と深いコクが印象的なお味。サクサクとしっとりの調和がとれたワッフルの甘さと良く合います。


かつて"スクランブル交差点"と呼ばれていた西町交差点を眺めながらの一息。

今日は"左義長まつり"があったせいか、街行く人通りもいつにも増して賑やかです。
(※取材日19.01.12)

ふと昔を思い出し、どこか懐かしい気持ちになりました。

古く大正の時代から続くこの純喫茶はきっと、多くの人々の思いで成り立っているのでしょう。

開業から今年で96年。これからもぜひ、富山と共にその歴史を紡いでいってほしいものです。






ところで皆さん、今日び、コーヒーを提供するお店にも様々な形態がございますが、"純喫茶"と呼ばれるものと"カフェ"と呼ばれるものの違いをご存知でしょうか。


その歴史は古く、江戸時代中期、日本にコーヒー文化が渡って来て以来、本格的に喫茶店というものが普及していったのが明治中期〜後期とされています。

当時の喫茶店は"社交場"としての意味合いが強く、昼にはコーヒーを提供し、夜になると女性ウェイトレスの接客を主として、アルコールを提供するお店が増えていきました。

そうしたスタイルのお店は"特殊喫茶店"と呼ばれ盛況したそうですが、その一方でコーヒーのみを提供したお店を"純喫茶"と呼んで差別化したそうです。


つまり"純喫茶"というのは、簡単に言えば「アルコール類を扱わない、コーヒーを専門として提供するお店」のこと。

対してコーヒーの他にアルコール類を提供していたお店が"カフェ"と呼ばれるようになったそうな。




ちなみに喫茶店とカフェは法律で明確に分けられております。


喫茶店を営業するときに取得する必要があるのが「喫茶店営業許可」、一方カフェを営業するときに必要なのが「飲食店営業許可」。
何でも決まり事があるものなんですね。

法律というと難しく感じられますが、その違いは、アルコールを提供できるかどうかと、提供する料理の調理範囲が主なところ。

覚えておくと、今後立ち寄るお店をまた違った視点から楽しむことができるかもしれませんね。




とまあ話が長くなりましたが、現代では喫茶店とカフェ、どちらを名乗るかはお店の自由。

"純喫茶ツタヤ"も純喫茶と謳いながらアルコールを提供しているのです(こうしたお店はもちろん「飲食店営業許可」を取得しております)




昨年より、金曜と土曜の週末にアルコールを提供する"ヨルツタヤ"なるものがスタート。ヨルツタヤのときのみ、22時まで営業されております。

また富山キラリの設立に合わせ、なんと27年ぶりとなる"モーニングメニュー"も復活を果たし、営業時間も朝7時からとなりました。


全国的にコーヒーチェーン店が普及する中、こうした古き良き喫茶店も、時代に合わせて姿を変えていくのですね。




"純喫茶ツタヤ"

行ったことがない方はぜひ一度、足を運んでみてください。

富山で一番最初に生まれた、素敵な喫茶店です。








< まじめに記事書く日もあるんだよ(ボソッ




それではまた次の記事でお会いしましょう!


See you next time !

"KINODOKUNA":)


この記事がいいと思ったら、コメントフォーム下の"いいね"ボタンを押してください!
活動の励みになります:D
>
CTR IMG